スマートホーム・スタートアップHOMMAが 三菱商事株式会社の連結子会社DRIとの共同プロジェクトを発表

 
 

共同プロジェクトは米国オレゴン州ポートランド市にて開発中の大型賃貸住宅の一部30室を予定

米国シリコンバレーを拠点とするデザイン・建築・テクノロジーのハイブリッドスマートホーム開発スタートアップHOMMA Group株式会社(代表取締役 本間 毅、以下「HOMMA」)は、三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)の連結子会社で米国において収益不動産開発案件等への投資を主たる事業とするDiamond Realty Investments, Inc.社(以下「DRI」)との共同プロジェクトの着手を発表いたします。HOMMAは、居住者にとっての最適な生活体験を実現するため、厳選された建築素材や細部まで追求されたデザイン、機能的なモダン建築とともに、住居に特化した独自のテクノロジープラットフォームを自社開発しています。DRIを含め、未来のパートナー企業は、HOMMA独自のCornerstone AI (Architectural Intelligence、アーキテクチュラル インテリジェンス) を活用し、開発予定プロジェクトにHOMMAのスマートホームテクノロジーを組み込むことができます。

現在開発中のWillamette Tower(ウィラメット タワー)は、ポートランド市中心部近郊に位置する、賃貸集合住宅です。HOMMAは、DRI及び米国のデベロッパーAlamo Manhattan(アラモ マンハッタン)と共に、当該物件の一部である30室に、HOMMAのテクノロジー及びその配置のために必要な建築デザインを検討し、組み込むことで、HOMMAの包括的なスマートホームエクスペリエンスを実現します。当プロジェクトでは、主にスマートライティングシステム、スマートロック及びスマートサーモスタットを導入いたします。

HOMMAのインテリアエクスペリエンスは機能的で、容易なコントロールやメンテナンス性の高さが特長です。HOMMAのテクノロジーの頭脳となるハブは視界に入らない壁内に設置されており、システムはクラウドを介して定期的に自動更新されるため、新しい機能や使い勝手などが常にアップデートされます。また、デバイスなどもインテリアと調和し、家と一体化するようデザインされています。生活の中で居住者がテクノロジーについて考えたり定期的に管理をすることはありません。さらに、全てのデバイスは一つのHOMMAアプリに繋がっており、テクノロジーサポートも提供されるため、居住者にとって快適性や利便性の高い生活体験を実現しています。

このコラボレーションは、ユーザーの関心が「Do it yourself(DIY、自分でやる)」から「Do it for me(誰か代わりにやって欲しい)」へと移行している市場の中で、住宅購入者の多くがスマートホームテクノロジーがすでに自分ではない誰か(又は会社)によって組み込まれている住宅を希望し、かつ簡単でシンプルに制御が可能なものを求めていることに対する実証の場になると考えています。

DRIにおいては、当該物件の一部のフロア全体をスマート化(各種スマートデバイスの実装、センサーによる照明管理の自動化・効率化および時間帯に合わせたシーン設定による調光・調色の最適化、空調の自動化、HOMMA社開発アプリケーションによるスマートデバイス・物件の一元管理他)することで、居住者のスマート住戸へのニーズや今後の住宅開発における商品企画への応用が可能であると実証することを目的としております。HOMMAは、当プロジェクトを今後のビジネス成長及び発展のための重要なコラボレーションと考えており、HOMMAエクスペリエンスをより多くの皆さまに提供ができるよう邁進してまいります。

HOMMAは、オレゴン州ポートランド市内での1件目のプロジェクトとして、スマートホームテクノロジーの導入が設計段階から反映され、各住戸に全てのテクノロジーがビルトインされたスマートホームコミュニティ HOMMA HAUS Mount Tabor(ホンマハウス マウントテーバー)を2022年4月に竣工しております。さらに2023年1月に、同市内で2件目のプロジェクトであるHOMMA HAUS Woodstock(ホンマハウス ウッドストック)を発表いたしました。これらのプロジェクトは計画・設計段階から完成に至るまでの全ての工程をHOMMAが手がけております。

■ 三菱商事株式会社について

本社所在地:東京都千代田区丸の内二丁目3番1号

事業内容:天然ガス、総合素材、石油・化学ソリューション、金属資源、 産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の 10 グループに産業 DX 部門を加えた体制で、幅広い産業を事業領域として多角的なビジネスを展開しています。

代表者:代表取締役 社長 中西勝也

創立:1954年 (設立1950年)

※三菱商事は、都市開発事業を通じて、持続可能で豊かな街づくりと社会の創造を目指しており、既存事業領域の持続的成長と共に、都市価値の向上に資する機能やサービスの実装に向けて、スタートアップ企業との戦略的協業によるイノベーションの創出と社会課題の解決に取り組んでおります。「都市の未来を共に拓き、実装する」をテーマに開催したアクセラレータープログラムでは、スタートアップ企業の有するイノベーティブなアイディアや技術と、当社及び当社グループ企業の有する経営資源を組み合わせることで、事業共創を実現するためのパートナーを公募、協業実現に向けた技術実装の検討をされ、この度HOMMAと協業することといたしました。

■ Diamond Realty Investments, Inc.について

本社所在地:5215 N. O’Connor Blvd., Suite 1000 Irving, TX, USA

事業内容:三菱商事株式会社の連結子会社で、北米の賃貸住宅・学生アパート・物流倉庫を中心とした収益不動産開発案件等への投資

代表者:古賀健太郎

設立:1994年

■ Alamo Manhattan について

本社所在地:3012 Fairmount Street, Suite 100, Dallas, TX , USA

事業内容:米国における賃貸住宅、ホテル、複合施設の開発

代表者:Matt Segrest

設立:2010年

■ スマートホーム・スタートアップHOMMAについて

HOMMAは2016年に米国シリコンバレーで日本人起業家・本間毅が創業したスマートホーム・スタートアップです。従来のスマートホームは、不動産、建築デザイン、テクノロジー開発のそれぞれの強みを有する事業者が合同で、あるいは、いずれかの事業を主体とする事業者が発注する形で開発されています。HOMMAは、不動産、建築デザイン、テクノロジー開発のすべてのセクションを社内に置くことで、ユーザーエクスペリエンスを重視した、より完成度の高い独自のスマートホーム開発を目指しています。モダンで機能的な建築デザインと Cornerstone AI(TM)に代表される自社開発のスマートホーム技術が特長です。

 

「HOMMA ZERO」(カリフォルニア州ヘイワード、2022年売却)、「HOMMA HAUS Waterside (HOMMA ONE)」(カリフォルニア州ベニシア、2020年売却)、全18戸からなるタウンハウス型コミュニティ住宅の「HOMMA HAUS Mount Tabor」(オレゴン州ポートランド、2022年4月竣工)に続き、現在は「HOMMA HAUS Woodstock」(オレゴン州ポートランド)を計画しております。

【会社概要】

会社名:HOMMA Group株式会社

代表者:代表取締役 本間 毅

設立:2021年6月

企業サイト:https://hom.ma/

 
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